産業機器 流下膜式蒸発濃縮装置

システム構成

蒸発器、分離器、凝縮器、熱圧縮ポンプ、真空ポンプ、液体移送ポンプ、プラットフォーム、電気計器制御キャビネット、レベル自動制御システム、バルブ＆パイプ継手など。

製品の特徴

流下膜蒸発は、流下膜蒸発器の加熱室の上部管箱から供給液を加え、液体分配・膜形成装置を通して各熱交換管に均一に分配する。重力と真空誘導および空気流の影響下で均一な膜を形成し、上下に流れる。流動過程において、シェル側の加熱媒体によって加熱・蒸発され、発生した蒸気と液相は一緒に蒸発器の分離室に入る。蒸気と液が完全に分離された後、蒸気は凝縮器に入って凝縮する（単効運転）か、次の効用蒸発器に入って媒体を加熱して多重効用運転を行い、液相は分離室から排出される。

製薬、食品、化学、軽工業などの業界において、水または有機溶媒溶液の蒸発・濃縮に広く利用されており、これらの業界の廃液処理にも広く応用されています。特に熱に弱い材料に適しています。本装置は真空・低温条件下で連続運転が可能で、高い蒸発能力、省エネ・低消費電力、低運転コストを誇り、蒸発プロセス中の材料の安定性を確保できます。

単効用ヒーター、単効用蒸発分離器、凝縮器、真空ポンプ、供給ポンプ、循環排出ポンプ、凝縮ポンプ、制御ボックス、ステンレススチールサポート、パイプライン、バルブで構成されています。