原料は貯蔵タンクからポンプを介して予熱渦管に送り込まれます。液体は三次効用蒸発器からの蒸気によって加熱され、三次効用蒸発器の分配器に入り、落下して液膜となり、二次効用蒸発器からの蒸気によって蒸発します。蒸気は濃縮液とともに三次効用分離器に入り、互いに分離されます。濃縮液はポンプを介して二次効用蒸発器に送られ、一次効用蒸発器からの蒸気によって再び蒸発されます。このプロセスが繰り返されます。一次効用蒸発器には新鮮な蒸気供給が必要です。
蒸発濃縮に適した材料は、塩類の飽和密度よりも低く、熱に弱く、粘性、泡立ち性、濃度が低く、流動性に優れたソース類の材料です。特に牛乳、ブドウ糖、デンプン、キシロース、製薬、化学生物工学、環境工学、廃液リサイクルなどの蒸発濃縮に適しています。低温連続運転による高い伝熱効率、材料の加熱時間の短縮などが主な特徴です。
蒸発能力:1000~60000kg/h(シリーズ)
各工場のさまざまな特性と複雑さを備えたさまざまなソリューションを考慮して、当社は、ユーザーの選択の参考として、クライアントの要件に応じて特定の技術スキームを提供します。
プロジェクト | 単効果 | 二重効果 | トリプル効果 | 4つの効果 | 5つの効果 |
水分蒸発能力(kg/h) | 100~2000 | 500~4000 | 1000~5000 | 8000~40000 | 10000~60000 |
蒸気圧 | 0.5~0.8MPa | ||||
蒸気消費量/蒸発能力(熱圧縮ポンプ付き) | 0.65 | 0.38 | 0.28 | 0.23 | 0.19 |
蒸気圧 | 0.1~0.4MPa | ||||
蒸気消費量/蒸発能力 | 1.1 | 0.57 | 0.39 | 0.29 | 0.23 |
蒸発温度(℃) | 45~95℃ | ||||
冷却水消費量/蒸発能力 | 28 | 11 | 8 | 7 | 6 |
備考:表の仕様以外にも、お客様の特定の材質に応じて別途設計することも可能です。 |